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Presents Vol.38

弊社代表 安田のメールマガジン アーカイブです。

輝き

スタッフにも、家族にも、友人にも、僕が願っていることはただひとつ。
輝いてほしい。まぶしい生き方をしてほしい。
それだけです。そしてもちろん、僕自身も輝きたいと願っています。

僕にとって輝くことの定義は、全身全霊で何かに取り組んでいる状態のことです。
そして、そのとき人を突き動かしているもの、それは<使命感>ではないでしょうか。

他の誰かではなく、自分がやらなくてはならない。
そう心の底から思えたとき、人は想像以上の力を発揮できます。
それこそが<使命>であり、読んで字のごとく、“命を使う”ほどのものです。
発するエネルギーは、ときに歴史さえ動かします。

たとえば、あの小大名だった織田信長が、なぜ武田や今川などの並み居る大大名を討ち負かすことが
できたのか。
それは、戦国の乱世において、天下統一を使命とした無二の大名だったからではないか。
僕はそう考えます。

どんな使命を持つかで、人生の重みは違ってきます。

ただし、使命の大小は人間の貴賎ではありません。
人は生まれながらに能力も、置かれた環境も違います。
それぞれが果たすべき使命を、それぞれの状況のなかで見出す。
それでよいのではないでしょうか。

使命というと、何か言葉が大きすぎて、選ばれた人のものと思われるかもしれません。
でもそれは違うのです。使命は、私たちの目の前にあるのです。
たとえば、職場のリーダーとしての使命。
子を持つ親としての使命。
遠くを仰ぎ見るのではなく、周囲を見直してみれば、果たすべき使命はたくさんあるはずです。
もし、それを使命と呼ぶのが大げさなら、身近な責任を果たすという意味で、「責命」という言葉を
使ってもいいかもしれません。

自分がいま、果たすべき責命は何か。
せき立てられるように生きる時代、競い合うことばかり求められる時代です。
しかし、だからこそ、まず人としての責命をしっかり見つめる。
それはいつか、大きな使命にもつながっていくようにも思います。

大切なことは、逃げないことです。

自分の責命を果たす。
そんな生き方こそ、美しい。
そんな生き方こそ、人を輝かせるのではないでしょうか。